こんにちは。家中まるごと浄水器の小野志郎です。
軟水と硬水どちらがいいんですか?
よくある質問のひとつです。
そこで、今日は軟水と硬水について解説しましょう。
まず、軟水ってどんな水なんでしょうか。
よく言われるのが、柔らかくて肌にもいいんですよね。
でもこれはまったくの誤解。
軟水が肌に優しい根拠は何もありません。
だって、肌に優しい温泉は硬水ですよ。
だから軟水だから肌に優しい訳ではないんです。
反対に硬水で煮物をすると堅くなるの?
これもまったくの誤解。
お肉などは硬水の方が柔らかく煮えます。
軟水の「軟い」と硬水の「硬い」というイメージが誤解を生んでいます。
そもそも軟水と硬水の違いは、水の中に含まれるミネラル
の量の違いで分けられています。
ペットボトルで「硬度」という指標をご覧になった
ことがありませんでしょうか。
この硬度は水の中に含まれる、カルシウムとマグネシウム
の量を表しています。
計算式は省きますが、数字が大きいほど硬水だと
考えて下さい。
●軟水
0 - 60未満
●中程度の軟水(中硬水)
60 - 120未満
●硬水
120 - 180未満
●非常な硬水
180以上
日本の水道水や天然水はほとんど軟水の分類に入ります。
海外の天然水はミネラルウォーターと呼ばれるくらい
ですから硬水が多いですね。
特徴としては、軟水は、お茶や料理の出しなどに向いて
います。和食は軟水が基本になっている訳です。
日本でも沖縄は硬水の地域になり、出しがでにくい
ので鰹節は厚くけずり大量に使う習慣があります。
沖縄の鰹節の使用量は日本一です。
このように軟水や硬水は地域の文化まで影響を
与えている訳です。
どちらが身体によいとかも関係ありませんので
飲用や生活用としては硬水を軟水にする必要は
ないと考えます。
生まれ育った地域の水、文化まで影響を与えて
いる水をそのまま使うのがベストです。
ただし、塩素や汚れは除去する必要はあります
ので、浄水器は必須です。
最後は宣伝になってしまいましたが、
参考になれば幸いです。