日本の水道水の塩素濃度はアメリカの10倍だった！

こんにちは。
家中まるごと浄水器®の小野です。

梅雨のこの時期、水道水の臭いが
気になりませんか？
あのツンと鼻につく消毒系の臭いです。

臭いの元は、皆さんご存じの塩素。
水道水に消毒のために投入された塩素
が残って臭いの元になっています。

残った塩素なので、私たちは「残留塩素」
と呼んでいます。

最近では、ご家庭で残留塩素を
測定できる試薬などが入手できる
ようになりましたが、アバウトに
測れるだけで正確な濃度までは
分かりません。

そこで、登場するのが弊社がアメリカから
直輸入している「残留塩素試験紙」。

測定する水に20秒前後浸すだけで
すごく正確に残留塩素を測定できる
優れものです。

測定する単位はppm（ピーピーエム）と
言って「100万分のいくらであるかという
割合です。

水道水１リットル中に1mgの塩素が
残っていると1ppmとなります。

日本の各地で測定しているのですが、
平均で1.0ppmくらいでしょうか。

ただし、東京は1.2ppm
横浜市の高台は1.5ppm
埼玉の中心部から東側の地域
の一部では2.0ppmも濃度が
あります。

人間は0.4ppmを越えると臭いを感じる
ようになりますので、ほとんど全国で
臭いを感じるはずです。

季節によっても塩素濃度は異なり
梅雨の時期には濃度が濃くなる
場合が多く臭いも当然増えます。

ここで、浄水器を登場させて宣伝したい
ところですが（笑）今日は違います。

実は、先日友人がアメリカに行くとの
ことで、アメリカの水道水の残留塩素
濃度を測定してきてもらったのです。

まずは、サンディエゴ。メキシコ国境に
近い素晴らしい環境の都市。

結果は、わずか0.1ppm

次にロサンゼルス。

こちらは、0.05ppm

これによりアメリカの
残留塩素濃度は、

日本の10分の１から
20分の１に過ぎない
ことが分かりました。

現在指導者になっている水泳で有名な
千葉すずさんは、日本のプールの
塩素濃度が高すぎるため、
自分の教え子をアメリカに呼んで
育成しているそうです。

私は、日本の残留塩素濃度の濃さは日本人
の行き過ぎた清潔志向がもたらした
弊害と考えています。

水道水の残留塩素は、
髪の毛をパサパサに
したり肌を乾燥させ
るだけでなく

様々な形で私たちの
身体をむしばんで
いきます。

詳しくはこちらのページにまとめていますが

臭いだけじゃなかった！「知られざる塩素の害」

私達ひとりひとりが、
川の水を汚さないように努力すること。
行き過ぎた清潔志向を考え直すことを
しない限り改善はされません。

私自身は、残留塩素濃度が
アメリカ並みになって
浄水器が売れなくなったと
してもそれはそれで構い
ません。

むしろそんな時代が
来ることを強く望ん
でいます。

とかっこいいこと言ったので気持ち
よく終わりにします。

それではまた。