信貴山（しぎさん）〜高野山研修に参加してきました。（1日目昼）

こんにちは。
水とフィルターのプロフェッショナル
家中まるごと浄水器®の小野志郎です。

開創1200年で活気づく高野山
と、毘沙門天王の総本山信貴山
（しぎさん）での研修に参加して
きました。

まずは1日目のレポート。
新大阪に午前9時集合でしたので
自宅は、4時40分に出発。

三鷹駅4時53分に乗ります。

電車が来ました。いよいよ出発です。

新大阪から1時間ほどで信貴山に
到着。

信貴山は、毘沙門天王が、日本で
最初に出現された霊地で、毘沙門天王
の総本山です。

今から1400年前、聖徳太子は
物部守屋の討伐において毘沙門天
のご加護を受けて勝利しました。

そこで太子は、自ら天王の尊象を
彫刻されおまつりになり、

信ずべき山、貴ぶべき山と

として信貴山と名付けられたのです。

また、勝利したその日が

寅年、寅日、寅の刻

だったため、以来寅に縁のある
神として信仰されています。

こちらは、多宝塔。大日如来を
安置されています。

本堂にて、ご祈祷をして、最後に毘沙門天
にご挨拶したところ、すごいエネルギー
を感じました。

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毘沙門天王は七福神のなかでも、
商売繁盛、金運如意、開運招福、
心願成就の徳を最も厚く授けてく
ださる福の神です。

信貴山毘沙門天王の、ご尊体に
鎧兜を召されておられるのは、
世の中のあらゆる、邪魔者を
退散してやるというお姿で、
見るからに恐ろしそうな 尊顔は、
心を強く持って、どんな苦しい困難
に出会っても、がまん強い精神で
何事も行なえということを教えて
おられるのです。

また、右手に如意宝珠の棒を
持っておられるのは、心ある者には、
金銭財宝を意のままに授けて、
商売繁盛させてやるぞとの思し召し、
左手の宝塔は、この中に充満する福を、
信ずる者の願 いに任せて与えて
やるとの福徳の御印です。

【信貴山ホームページより】

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毘沙門天王（写真中央）からもっと
頑張りなさいと励まされたと
受け止めています。

写真右は、毘沙門天王の奥様
の吉祥天。右は息子さんの
神武師童子です。
家族を守ることの大切さを表
してでいます。

その後、護摩焚き法要を体験。
商売繁盛をご祈願しました。

何か悪いものが落ちてすっきり
した感じがしました。

昼食は千種院にて、野菜中心でお魚
も少しありました。

お椀がすべて重なる仕様に
なっているのがびっくり！
これは便利ですね。

剱鎧護法堂に参拝。
お寺の中にある神社です。
健康に御利益があります。

国宝の信貴山縁起絵巻を
拝観。日本最古の漫画とも
言われています。

３巻のなかで、もっとも感銘したのが、
この「飛倉巻」の物語

京都山崎の郷に１人の貧者がおりました。
命蓮の教えに従い慈愛の心を持って、
毘沙門天王を信奉し努力すると、
幾年もたたぬ間に大福長者となりましたが
時が たつにつれいつしか心奢り命蓮
の教えも忘れ、怠惰な暮らしをして命蓮
に差し上げるお布施の米も惜しがり、
お返しする托鉢も米蔵に投げ入れました。

すると突然倉がゆらゆらと動きだし、
転がり出た鉢が倉を乗せて空高く
舞い上がりました。

長者も家の人々も、あれよあれよと
騒ぎ立て、唖然と空を見上げるばかりです。

金色の鉢が空を飛んでいく、しかも
その上には巨大な倉が軽々と浮かん
でいます。

馬に乗った長者、後を追う召使たち、
倉は信貴山に向かって飛んでいく。

鹿も驚きの目で米俵を見上げている。

長者の後悔と不安に満ちた顔、
召使たちの驚きの顔、
絵巻はその表情を克明に描き続けています。

毘沙門天王のご利益で成功しても
決して奢らず慈愛の心を持ち続ける
ことが大事との教えです。

信貴山は、お金が豊かになる
ご利益が強いとされていますが
きちんと戒めがセットになって
いるところがすごいと思いました。

信貴山の参拝を終えて、バスは
高野山に出発。

夕食をとる成福院 に到着。

長くなったので、この続きはまた
明日。

今日は、お金にまつわるご利益を
感じましたが、成功しても決して
奢ってはいけないという戒めを
心に刻みました。

人は、お金が入ってくると変わっ
ちゃいますからね。

私も成功したら必ず社会に還元
すると決めていますが、万一
怠惰になったら

「飛倉」を思い出せ！

って注意して下さいね。

それではまた。