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浄水器に隠された銀イオン抗菌剤の秘密

銀イオン抗菌剤とは

空前のAg+ 銀イオン抗菌剤ブーム

今、世の中には、抗菌剤が溢れかえっています。

ウイルスが怖い! 菌が怖い! 

マスメディアは恐怖を煽り、一般市民は、ウイルスと菌の区別も付かないまま、日夜消毒に励んでいます。

消毒には、アルコールや、塩素系の液体が使われていますが、銀イオン(Ag+) を含んだ抗菌剤も多数発売されています。

銀イオンで菌を殺す商品として洗剤をはじめ、消臭スプレー、ハンドソープ、空間除菌、綿棒までAg+配合です。

CMでは、靴、衣類、布団、カーテン、机、ドアノブ、食器、赤ちゃんのおもちゃにいたるまで、あらゆる箇所でシュシュとスプレーする姿が映し出されています。

これでいいのでしょうか!

私たちは、数多くの菌と共生をしています。自然界では、菌のバランスがとれて、あらゆる生き物が菌と共に生きているのです。

それなのに、人間だけが、人間の都合によって菌を殺しつづければ、どんな仕打ちで返ってくるか想像出来るはずです。

 

Ag+ 銀イオン抗菌剤の危険性

Ag+銀イオン抗菌剤を使用しているメーカーは、銀イオンの安全性について、銀は銀食器をはじめ、歯の治療にも使用されている安全な成分。当然、皮膚に触れても全く問題なし。銀は欧米では医薬品として広く承認・販売されており、安全で医薬的な効果効能があると認められていると公表しています。

でも本当でしょうか?菌を殺すということは、毒性があることの証明です。

 

第82回日本衛生学会「生活環境における銀暴露とその健康影響 によると

  • 銀は、細胞増殖抑制やDNA合成制御、マクロファージの形態変化や生存の現象、脂質過酸化の上昇やチオール化合物の減少など様々な生体影響を及ばすことが、これまでに報告されている。
  • 銀の慢性暴露により「銀皮症」や「結膜銀症」など、皮膚や目において、不可逆的(元に戻らない)な色素沈着を起こすことが報告されている。
  • すでに試験管内・生体内の毒性研究が多数報告されているにも関わらず、銀の毒性発現機構について明らかにされていない。
  • 吸入暴露によっても、銀の色素沈着が起こることが知られている。吸入暴露した銀や銀化合物は、ムコイドや肺胞界面活性物質に結合し肺胞上皮を通して吸収される。銀の人への健康影響を考える際の暴露ルートとしては、吸入暴露が最も重要であると言える。
  • 銀暴露により人に健康被害が及ばないようにするため、政府機関によって人への「銀制限量」が提示されている。
  • 米国労働安全衛生局(OSHA)と米国鉱山安全衛生局(MSHA)は、銀および、水溶性銀化合物許容暴露限界値を0.01mg/m3と設定している。その一方で、米国産業衛生専門家会議は職業上の許容濃度の勧告値として0.1mg/m3を設定している。
  • 試験管内研究で、培養細胞に銀を暴露すると、濃度が濃くなるに従って細胞毒性が増大することが知られている。
  • 細胞毒性を引き起こす原因として活性酸素の産生があげられている。

さらに第82回日本衛生学会「生活環境における銀暴露とその健康影響 より

実験内容:銀溶液を飲み水として与えた、ラット、豚における臓器中の銀を電子顕微鏡を用いて調べた

結果:

・腎臓、肝臓、甲状腺そして脾臓の各組織において、銀の顆粒状沈着を確認。この銀の沈着は、argyriaと呼ばれているが、皮膚への不可逆的な沈着のみならず、組織や器官などへの沈着を含めて広くこの名称が使われている。

・この症状(銀の色素沈着:argyria)は、人においても経口、吸入、皮膚接触の3つの暴露形態を通して引き起こされる症状である。

いかがでしょうか。このように、危険性を指摘されている銀イオン抗菌剤を使えば、体内に入り、一旦入った銀イオンは排出しにくく体内で色素沈着を起こす可能性があるのです。
ある商品の銀イオン濃度が基準値以下であっても、あらゆる商品の銀イオンを積み重ねていけば、危険度が増すことは明らかです。

浄水器とAg+ 銀イオン抗菌剤の関係

蛇口に近くて空気に触れている浄水器のろ材である活性炭は「雑菌」の温床になりやすい性質があります。一般消費者も上記のように「雑菌」に対して異常に敏感になっていますので、メーカーはメンテナンスの方法や手入れの情報を提供するのではなく、「抗菌剤」を使ってなんとか問題がおきないように考えます。

浄水器の使用される活性炭イメージ

万一事故がおきたら補償問題になる。それだけは避けたい。日本人の行き過ぎた「清潔ブーム」も相まって、ますます「菌」全体に過敏になっています。

一般的に浄水器に使用されている「抗菌剤」は「Ag+ 銀イオン」です。

一部のメーカーを除き、大手浄水器メーカーの活性炭には「Ag+ 銀イオン」を蒸着(コーティング)しています。

前述の第82回日本衛生学会「生活環境における銀暴露とその健康影響 では

 

銀の経口暴露:主に歯科治療で用いられるアマルガムからの銀溶出、殺菌を目的とした銀フィルター使用の浄水器を用いた飲料水を摂取するという経路によると、軟部組織や血中、髪の毛、血中において銀の存在が確認されている。

 

天然の水に含まれる銀の濃度は、0.2μg/Lであるが、これを銀性のフィルターを介して処理(浄水器を使用)すると、飲料水中に含まれる銀の濃度は50μg/Lなる(つまり25倍の濃度)という報告もある。

 

と明記されています。

さらに、問題提起したのが弁護士の湯坐 博子先生。

三五館から出版された

「水道水にまつわる怪しい人々 夢の浄水器が教えてくれた生命のこと」

で浄水器と「銀イオン」について詳しく記述しています。

その一部をご紹介します。

「浄水器に長時間水を溜めたままにする(滞留させるという)と活性炭に細菌が繁殖する。銀は塩素やトリハロメタンなどのハロゲン化合物と反応し、銀イオンとして少しづつ水中に溶け出す性質があるため、殺菌剤として使用されている。溶けだした銀により浄水器の中の細菌を死滅させる効果がある。水に溶けた銀イオンの毒性は水銀イオンの毒性に匹敵するいう学者もいる。

いったん体内に入った銀は排出されにくく、中毒の危険性があるため、アメリカでは使用が規制されている。トリハロメタンの総量と同じ0.1ppmまでと規制されている有害化学物質である。また、ドイツではより厳しく0.01ppmまでと規制されている。WHO(世界保健機構)は本来自然水の中に銀は存在しないとして、飲用規制対象の項目の中に銀は入っていない。もともと日本の水道水の中にも銀は入っていない。

銀について「高濃度でヒト繊維芽細胞に弱い染色体異常誘起性を起こす」との研究報告もある。

したがって抗菌活性炭を使用している浄水器は、溶け出した銀の人体への影響を考えると滞留水の捨て水を特に注意して行わなければならない」

 

また、循環資源研究所の所長をされている村田徳治先生の著書

「正しい水の話」

でも浄水器と銀の関係の記述があります。

「正しい水の話」(はまの出版)は水について詳しくお知りになりたい方のバイブルと言っても過言ではありません。化学者として正しい水の知識を伝えている名著です。

銀(銀イオン)に関する記述を紹介します。

活性炭に有機物が吸着されると、その有機物をエサにする細菌が増殖することがあります。しょっちゅう使っていれば、塩素で殺菌されている水なので、雑菌が繁殖するひまはないのですが、2、3日使わないでおいたりすると、雑菌が繁殖してしまうのです。これを防ぐ目的で、殺菌力のある銀を吸着させた活性炭を使った浄水器もあります。しかし雑菌が死ぬのは銀に毒性があるからで、銀濃度が0.05mg/L以上では、人体にも影響があるといわれていますから、望ましくありません。

 

このように各方面で問題が指摘されている銀イオンですが、メディアはまったく取り上げません。大手スポンサーを敵に回すことは出来ないからです。
さらに、銀イオン抗菌剤の使用について、浄水器のパッケージはどこにも記載がありません。なぜでしょうか。

消えた「銀」の文字の訳

実は、大手浄水器メーカーが中心となって作っている「浄水器評議会」という業界団体があるのですが、昭和50年に、家庭用浄水器の広報に関する申し合わせとして次のことを定めたと前述の湯坐 博子先生著「水道水にまつわる怪しい人々 夢の浄水器が教えてくれた生命のこと」に記載があります。

1.衛生対策の方法及び効果についての表現は避ける。

2.「銀」による衛生対策を実施した場合には「銀」「Ag銀化合物」「金属イオン」等、「銀」を連想するような表現は避ける。

3.「細菌問題を解決」に類する表現は避ける。細菌問題からはなれ「衛生的」等別の面からの表現を使用する。

4.対策商品の安全性に対する誹謗及び既存方式の浄水器に対する誹謗はいずれも避けるようにする。

 

以上この申し合わせを簡単にするとこうなります。

「雑菌」の殺菌のために「銀(銀イオン)」を使用しても「銀(銀イオン)」の使用を隠し、いっさい「銀(銀イオン)」を使用していることを表示しないようにしましょう。

会員が他の会員の「銀(銀イオン)」の安全性を問題にすると誹謗になるからお互いに秘密を守りましょうね。

 

殺菌剤として「塩素」を除去するかわりに「殺菌剤」として「銀(銀イオン)」をつかうことを前提にした業界としての正式な申し合わせです。

これでは浄水器のパッケージに「銀」の文字が見あたらないはずです。

ただし、過去にはパッケージをよく見ると、「銀(銀イオン)」の使用が推測できたのです。それは「抗菌」の二文字。「抗菌活性炭」「抗菌不織布」の名をみつければこの商品には間違いなく「銀」が使われています。

しかし平成14年4月からはそれすらできなくなってしまいました。

当時の通産省は平成14年4 月より浄水器についてJIS規格に定められている試験方法によるテスト成績を浄水器に表示しなければならないという品質表示を義務づけました。

この品質表示法で浄水能力で除去対象とされる物質に一般細菌はもちろん大腸菌も含まれないので表示の上で抗菌という言葉も必要がなくなり、一斉に大手浄水器メーカーのカタログや本体から「抗菌」の文字が消えたのです。

ということは、「銀」の使用をやめたのかというとそうではありません。

品質表示法が施行された後も浄水器評議会では、「各会社では従来の商品の内容を変更することではなく、新しく統一された試験方法により試験を行い、そのデータの表示を変えることになります。小売店頭において、旧来の表示と新しい表示とが平行して販売されることがありますが内容に変更はありません。」

ということは殺菌のために「銀」を使用していてもまったく表示をしないでよくなった。黙っていられることになったのです。

 

金属アレルギーの方のために

銀食器はどうなの?

ちなみに「銀食器」は中世ヨーロッパの貴族たちが「ヒ素」による「暗殺(毒殺)」から身を守るために生まれたものです。「銀」が「ヒ素」に反応して変色するのを利用しています。しかも「銀」食器は薄い酸化膜で覆われているので、浄水器の「銀」とは比較になりません。また、弊社には、「銀(銀イオン)」に確実にアレルギー反応を起こすお客様がいらっしゃいます。
その方は「ゴムパッキン」のゴムにもアレルギー反応を起こします。

歯の治療で詰め物として使用された「銀」が体調不良の原因だった方もいらっしゃいます。

その他、金属にアレルギー反応を起こすお客様、熱帯魚の飼育を行っているお客様から弊社の浄水器に「銀などの金属系の抗菌剤を使っていますか?」との問い合わせや「銀は絶対に使ってほしくない」などのリクエストが多く寄せられているのです。

「金属系のろ材や抗菌剤」が不要(入っていたら困る)と思っているお客様は確実に存在するのです。

最近では、

「小麦」や「卵」にアレルギー反応を起こす方のために、「この食品には小麦と卵を使用しています。」と表示されているのをよく見かけます。

「銀」も同じことで、一般の健康体の方には問題なくても、

金属アレルギーの方がいる限り、「銀(銀イオン)」の使用をきちんと表示すべき

というのが私の意見です。

「銀(銀イオン)」の危険性を論議する前に、金属アレルギーの方のためにしっかりと情報を開示することが必要と考えます。今後、浄水器の抗菌剤の種類は明記すべきではないでしょうか。

最後に、抗菌剤を考える上でとても参考になる、東京医科歯科大学教授 藤田紘一郎先生の著書「清潔はビョーキだ」の一部をご紹介します。

藤田先生は、アレルギーを起こす可能性のある抗菌剤や抗菌グッズについて警笛を鳴らしています。

先日、ある雑誌の編集者が取材のため私の研究室を訪れた。よく見ていると、研究室のドアのノブを触った後、抗菌ティッシュで、手をなんどもふいている。私の部屋が臭さや汚れで有名になってしまったためだろうか。

ここ数年、抗菌機能を持つ商品が多く見られるようになった。いち早く商品開発、販売に取り組んだのは家電業界だという。それに並んで現在では、家庭雑貨、文具、合成繊維製品でも抗菌商品が次々と販売されるようになった。

ところで、最近、体内に通す管であるカテーテルが抗菌処理されていたことから、ショック症状を起こす人が増えている。今までに日本で12人の患者が報告されているが、植物状態になった人もいるという。

院内感染防止のため表面に抗菌剤を練り込んだカテーテルを静脈に挿入すると、抗菌剤へのアレルギーで、急激な血圧低下や呼吸困難などの重いショック症状を起こす場合があるとわかってきたのだ。

厚生省によると、ショック症状を起こす危険があるカテーテルは2種類で、いずれも表面に抗菌剤のクロルヘキシジンとスルファジアジンを練り込んだものだそうだ。

抗菌マスクで口の周囲がアレルギー性皮膚炎になったという例も報告されている。

日本では、「抗菌グッズ」が大繁盛だ。抗菌加工なしでは売れにくいともいわれる。日本人の超清潔志向がこの現象を生んだと私は考える。

 

弊社の銀イオンに対する対策

弊社のお客差は、健康志向が強く、またアレルギーや化学物質過敏症に悩む方も少なくありません。

そこで、私たちは、開業以来、銀イオン抗菌剤をフィルターカートリッジに使用していません。

しかし、前述のように、浄水器には不可欠な活性炭は、雑菌の温床になりやすいは事実。

 

そこで、弊社では、銀イオン抗菌剤を使用せずに、安全に抗菌できる手段を模索してまいりました。

そしてついに「銀イオン抗菌剤」を使用せずフィルターカートリッジに抗菌性を持たせることに成功。

下記の試験成績書が示すように、「水道水をろ過した浄水」を35℃の環境下に14日(13日+1日)間放置して「菌」の増え方を観察したところ、まったく増えない事を確認しました。

この技術は、山の湧き水が新鮮さを保ち、菌が増えにくいことにヒントを得て開発されたもの。

山から採取され組み合わせた「天然鉱石」から微量に溶け出したミネラルが抗菌性をもたらすのです。

微量なミネラルは身体に必要なもので、害はなく水がまろやかになるメリットもあります。

これによりアレルギーの方をはじめ、赤ちゃんからお年寄りまで安心してお使いいただけます。

 

弊社のすべて浄水器は、「銀イオン抗菌剤」を使用せず、画期的なミネラル抗菌によってその安全性を高めています。

 

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